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大信工業株式会社は医療機器の製造及び販売を専門とする会社です。

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殺菌線紫外線による殺菌作用について

紫外線による殺菌作用について

  • 紫外線による殺菌作用について
    太陽光線に含まれている紫外線には、細菌などに対するかなり強い殺菌作用があることは、
    虫干しや日光消毒を持出すまでもなく古くから知られております。この作用をもう少し詳しく示しますと
    M.Luckieshらの実験、第一図に示す通りシャーレ中の大腸菌を真夏の太陽光にさらすと、
    約64分後に99.99%殺菌された結果が出ております。
    このような経験的事実にもとずき、紫外線の持つ殺菌作用の強さを波長別に表したのが第2図であります。
  • 殺菌線照射量について
    細菌の殺菌を行うためには、ある特定波長の紫外線で照射するとよいことが分かりましたが、
    ある菌を殺菌するのに要する殺菌線の強さを、測光量における照度に相当する殺菌線放射照度は(μW/p2)で表します。
    一般的には、この放射照度に照射時間をかけ合わせた照射量(μW/p2・min)を使用致します。

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    殺菌ランプ 殺菌ランプは殺菌作用が極めて強い波長253.7nmの紫外線を豊富に放射する低圧水銀ランプです。病院、食品工場、学校、事務所、調理場や畜産方面などに利用され、優れた効果を発揮しております。
    特徴 (イ)殺菌線(253.7nm)を最も効率よく放射するよう特殊紫外線透過ガラスを使用していますから、短時間の照射により殺菌ができます。
    (ロ)物の表面に付着している菌、あるいは紫外線を透過する空気中、液体中に浮遊している菌に有効です。
    (ハ)あらゆる菌に対して有効です。
    (ニ)化学薬品や加熱による殺菌方法と異なり、被照射物に照射後ほとんど変化を残しません。
    効果 細菌を99.9%殺すのに必要な殺菌線量は細菌の種類によって異なります。下表は各種の細菌およびカビを殺すのに必要な所要殺菌線量を示します。たとえば、大腸菌を99.9%殺菌するのに必要な殺菌線量は90μw・min/p2、15Wの殺菌灯から1mの距離で約3分で得られます。

     
  • 各種の菌を殺すのに必要な殺菌線量の求め方
    [殺菌線量(μW・min/p2)=照度(μw/p2)×照射時間(min)]

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